ハコイチの読書ログ

小説・エッセイ・実用書から、コミック・ライトノベルなど。“よみもの”全般についての備忘録。


414エラーなど


どうも、hacoichiです。


はぁ・・・ショックな出来事が・・・あり、ました・・・
タイトル通りです。

記事を書き終えて投稿ボタンを押したところ、414エラーですべて吹っ飛びました。
はぁ・・・


ボタンをクリックした瞬間、なにか嫌な予感がしたんですよね。
押したと同時に、「バックアップ取っておけばよかった」などと。

予感は残念ながら的中。
拙い文章の記事ですが、時間をかけて書いたものが飛び、大変ショックを受けております。
超脱力です。魂が半分抜けております。


「バックアップ取っておかないからじゃー!」
ってのはよくよく承知しておりますが、如何せん、こういったことはね、
いつもはバックアップを取っているのに、取っていない時に限って起きるものなんだーーーー!

デジ絵も長時間ctrl+Sをし忘れている時に限って落ちたりフリーズするんですよ。
そんな時は大抵筆が乗っている時なんですよね。
故にダメージが大きいんですよね。


なんですか。
誰ですか。
絶対こういう嫌がらせをしている見えない何かがいるんですよ。

討伐隊、超求ム!

 

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食堂かたつむり

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

タイトル:食堂かたつむり 
著者:小川糸
ポプラ文庫


恋人と別れ傷ついた女性が、食と人を通して、少しずつ前に進んでいく話。

話を簡素にまとめると、先に読んだ「太陽のパスタ、豆のスープ」と通ずるものがありますね。
中身をあまり確認せずに購入ましたが、よくこの2冊を続けて手にしたものだなあ。


外国人の恋人に家財道具などを一切合財持ち逃げされた主人公・倫子。

地元に帰った彼女は、そこで「食堂かたつむり」を開く。
店で提供されるのは、事前にお客様からのリスニングで考案された特別メニュー。
1日1組限定の風変わりな営業スタイルで、彼女の料理を食べた人は不思議な奇跡が起きて――


ここまでのストーリーで良かったなあ、という思いでいっぱいです。
私的に表題の後ろ1/3は不要で、おかんやネオコンたちの下卑た会話には正直辟易しました。

そこも含めてこの小説の、作者の良さでなないか。
そんなキレイゴトばかりのご都合キラキラファンタジー小説がよければ読まなければいい。
と言われそうですが。

私の周囲に、ここまでドストレートに下品な人間が存在しなかったもので。
料理や店、来店するお客さんの話は楽しく読み進められただけに残念至極。
そのギャップの激しさに、どうも私は馴染めなかったようです。


読み進める上でネタバレにもならないのでついでにお伝えしておくと、夜逃げの如く失踪した外国人の恋人がなぜそのような行動に出たのか。
それについては、後のストーリーでも解決することはありません。

というのも、一人称視点で進行する彼女の物語からは、彼はとっくに退場している人物なわけで。
一人称視点で書かれた話を久しぶりに読んだせいか、初めましてな作家さんだったせいか。
なかなかに慣れるまでに難儀しました。

結果、彼について触れられるのかられないのか、モヤモヤしたまま読み続ける羽目になりました。


冒頭で頭に入ってこない物語は、途中に良いシーンが出てきても、あまり好きになれないものだなあ。
と、再確認できた作品でした。

恐らく私は、彼女の事をあまり好きになれないんだろう。

 

 

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

 

 

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太陽のパスタ、豆のスープ

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

タイトル:太陽のパスタ、豆のスープ
著者:宮下奈都
集英社文庫

 

なんともお腹の空くタイトルですよね。
ヴィレッ○ヴァンガードの一角で特集を組まれていたのがきっかけで出会いました。


“もしも大事な話を――それもよくない話を――されるなら、食事の前がいいか、後がいいか。”

 

そんな切り出しで、式を目前に婚約解消されてしまった主人公・明日羽(あすわ)。

生きる気力を失った彼女に叔母・ロッカさんは、「やりたいこと・楽しそうなこと・ほしいもの」を全部書き並べた明日へのリスト、「ドリフターズ・リスト」の作成を提案する。(ドリフターズ=漂流者の意)

自由奔放に生きるロッカさんに促されるまま、不承不承リストを作成した明日羽は、リストを一つずつ消化しながら自身と向き合うことで、少しずつではあるが確実に。強く、しなやかに、前へ進んでゆく。そんな女性の姿を描いた物語。

その上、豆のスープが食べたくなる本です。

  

  

本編中盤あたりから、「青空マーケット」なるフリーマーケットに行くのですが、そこに明日羽の職場の同僚・郁ちゃんが豆スープの店で出店しており、それ以降 豆スープがちょくちょく登場するんですね。

豆のスープって、思えば意識して食べようと、作ろうとしない限り、あまり口にすることがないんじゃないかな。
でも、たまに食べるとホッ、とする、まあるくてまろやかでほっこりした食物。
いいですよね、豆(感化され過ぎである)。


リストと人と豆が、きっと彼女の人生を救うのだ。


落ち込んだ時や迷走している時、元気を貰いたい時に読み返す本の一冊です。

 

 

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

 
レンズ 豆 200g

レンズ 豆 200g

 

 

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本の選び方

どうも、hacoichiです。


みなさんは本を買うときの基準、選び方などありますか。
私の場合は、大きく分けて3パターン。

 

・好きになった作家さんは即買い
・好きなテーマやワードの入った作品
・平積みされている、もしくは文庫棚の端から端まで見て、ピンとくるタイトル・ジャケットの作品があれば、あらすじを読み、最初の1〜2ページを読んで惹かれるものがあれば購入

 

と言った買い方をしています。
なので、比較的に「はずれ」を引くことは滅多にないのですが。

がしかし。
こんな買い方なので、好みのジャンルやテーマに偏りがち。

 

いつもと違ったジャンル・作風の作品を読んでみたくても、読めるようになりたくても、どうしても特に時代物は中々頭に入って来ずで未だ読めずにいるんですね。

一時ブームになった文庫サイズの、「読むだけですっきりわかる日本史」ですら挫折しましたと小声でね。ええ。
初心者でも入りやすい時代小説、もしくは史実に基づいた日本史の勉強になるような歴史小説などありましたら、ぜひとも教えてくださいませ。

 

 

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