星の大サーカス

タイトル：星の大サーカス①（未完）
作者：桜野みねね
マックガーデン

何年前だろう。
桜野みねね さんの作品に出合ったのが、当時アニメ化していた「まもって守護月天！」でした。
そこから原作を買って、過去作の「ショーウインドウのエミリー」などを買いあさったのもいい思い出。

実はこの本、買ったのが最近なんですね。
というのも、やや漫画離れしていた時期に出ていたらしく未チェックでした。
久しぶりに作者さんで検索して、この本の存在を知り〜購入に至るという。

その時点でこのシリーズが打ち切りなのか休載中なのかは知りませんが、未完結なのは知っていました。ご本人の体調が不安定であったり、出版社自体のあれこれだったりで、過去にもこういう終わりを迎えた作品があったんですよね。

そのためか、行きつけのどこの書店でも、出先で見つけた書店でも本が見当たらず・・・
新刊でもなく続刊が出ているわけでもないので、そりゃそうだよなー、と。
しかも4年も前の作品（出版日が2011年11月）だったんですね。

ついに発見した時にはそれはもう喜んだもんですよ。
最初からネットで買えばいいのに。
そんな書店派・本は紙派の私です。

いやはや、前置きが長くなりましたが。
久しぶりにみねねさんの作品を読みました。
読み終えて、買ってよかった満足感と、続きが出ないであろうことへの残念な気持ちが同時に湧き起こり。
今からでも新刊が出るなら応援するんだけどなあ。

ショーウインドウのエミリー―桜野みねね短編集 (ガンガンコミックス)

団長の死によって解散したサーカス団。
団長の娘・メロディは、父親の死の原因は自分にあるというトラウマを抱えていた。
幼少の頃メロディと出会った第二王子ランスロットは、メロディにもう一度会いたいがため、自国に無くなってしまったサーカス団復活の協力を申し出る。
父との夢を叶えるため、メロディはランスロット、付き人のバルディウスと共に旅に出る。

というストーリー。
物語が続いていれば、他の星を巡り様々なトラブルをかいくぐりながら仲間を集めてサーカス団を結成。以前の仲間とも再開し、メロディは父との夢を叶える。
ような展開だったんでしょうか。

残念ながら1巻は、到着した1つ目の星で、ポチという人と犬の中間のような生物・アンヌと出会い、
・・・あたりまでとなっています。残念。

しかしやはりというか。みねねさんの描く人外のもふもふ系キャラクターが可愛いんですよ。女の子キャラもかわいいですし。
ポチしかり、星間移動に使うトレインドラゴン（体内が客室になっている）しかり。
ストーリーが進めば、他にもたくさん出てきたんだろうなあ。

本当に、続きが読めないことが残念で残念で。
私と同じような心境のファンは多いのではないでしょうか。
ああ、どうにか続きが出ないものでしょうか。

万一ここに流れ着いた関係者の方がいらっしゃいましたら、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

星の大サーカス 1 (BLADE COMICS)

まもって守護月天! (1) (Blade comics)